様々なクリニックがある中、当院は甲状腺・副甲状腺に特化したこだわりのあるクリニックを目指します。

この分野は一般外科や一般内科の中ではマイナーな分野になります。事実私自身も一般外科医としてこれまで働いてきましたが、初めて甲状腺手術に関わったときは興味もなく、知識もなく、ただ上級医に言われるまま手術の助手を務めた記憶があります。それくらい甲状腺は医師の中でも遠くて近い臓器だと思っています。ある時から甲状腺の手術の面白さに気づき、専門的に勉強したいと思うようになり甲状腺専門施設での研修を自ら志願した経緯があります。様々な人脈に支えられて甲状腺診療のパイオニアである別府の野口病院をはじめ、熊本の田尻クリニック、博多のやました甲状腺クリニックで研鑽することができました。他の分野と比較しても明らかにニッチであり、すぐに全国の甲状腺を専門とする医師と繋がることができ、今でも困った症例の対応や手術技術について相談をさせて頂くことが多々あります。

開業するにあたり、このニッチな世界で認められるような診療を心がけていく所存です。これまでに行き場を失った甲状腺疾患の患者さんを沢山目にしてきました。甲状腺・副甲状腺を専門として外科・内科両者の視点から診療する四国で初めてのクリニックが、こうした患者さんのよりどころとなれるよう粉骨砕身して参ります。

 

今日も松山で設計の打ち合わせでした。クリニックの内装外装にこだわりを持って担当して下さる設計士様に感謝です😊