医師は少なくとも医学については日々勉強し、最新の医療を提供することが出来るように知識の更新に努めています。ですが、(勝手な憶測かもしれませんが)一般社会人のような就職活動を経て職に就くわけではなく、医療業界特有の流れで社会人となるため少し世間一般の常識には疎いのではないかと思っています。勿論そうではない人がいるのは事実ですが、少なくとも私自身は間違いなく前者です。勤務医でいる限りは取り敢えず医療のことだけに向き合っていけば全く支障がなく、社会制度についてあまり考えてきませんでした。

そのため開業するに当たり勉強しなくてはいけないことが大変多いです。経営者としては従業員を雇い医療とは別に医業をしていかなくてはならないため様々な社会制度を理解する必要があります。労働基準法、労働安全衛生法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、労働保険徴収法、国民健康保険法、健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法など枚挙に暇がありません。今これらを少しずつ勉強しながら自分の無知を痛感している所です。これから募集する職員スタッフのためにも勉強を頑張ります。

今朝は走りながら徴収法における労働保険料の申告と納付について考えていました。結構お金がかかるなぁーって(笑)。